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証券屋・先物屋の恐怖

親戚の元証券マンから1996年に聞いた話です。

この親戚は私より5つ年上で、学びの園に身を置いていた私を相場の世界にはめた張本人です。この人はいつも「市場なんて個人がハメられるためのあり地獄のようなところ」と言って、株なんてやめとけと私に説教たれていました(その割には、懇切丁寧にしかもうれしそうに口座の開き方や相場の仕組みを解説されましたが・・・)


その人が言うには、どうも証券・金融・商品など、その世界には恐ろしいネットワークがあるというのです。例えば、あくどい証券会社は、投資顧問業や仕手組織とグルだったりして個人(富裕層)からカネを巻き上げていたとか。

手口はいたって単純だそうで、ボラティリティの高い小型株をターゲットとし、例えばディーラーが失敗して含み損となった玉がある場合、その銘柄が今にグイグイあがるかのように情報操作するよう投資顧問に依頼したり、仕手の息がかかった銘柄を「あと2倍になりますよ」といって個人に買わせたりして売り抜けるというのが平然と行われていたそうです。また玉の裏口売買(ディスカウント売買)なんかも筋と行っていたとか。


特にこの人が危険視していたのは、優良安定株ではなく小型株を推奨する中小証券会社はヤバイといっていました。こういう会社は最初は顧客にいい思いをさせるそうですが、あとで倍のカネを抜くんだそうです。そして、やたらと信用取引のレバレッジを勧めるとか。


なお、当時はインターネット取引なんてなかった時代です。信用取引も今のような30万でできるようなところはなかったと思います。現在のようにインターネット取引が主流になってしまった以上、こういったあくどい会社は淘汰されきっているかもしれません。なんでもあくどい証券会社の中には仕手筋の裏切り(抜け駆け)によって自己売買でとんでもない損失を出して倒産するところもあったそうですね。


もっとひどいのは商品先物です。私のバイト先の先輩が勤めだしたのですが、この人が勤めていた会社は最もあくどい部類に入るそうで(自分で言っていました)、個人の手口情報を商社と共有してやはり資産を巻き上げていたとか。商社は手数料がかからないので、手数料分だけ浮きが出るまで待っている個人は確実に攻撃されるそうです。最初はビギナーズラックで勝っている人を特にカモにし、商品特有の尋常でないボラティリティであっという間に含み損を出させます。


さらにあくどいことに、証拠金差し入れが必要になった人に、あと少しまてば間違いなく戻ると吹いて、信用できる業者だといって怪しい金融屋(もちろん、商品屋のネットワーク)を紹介してカネを融通させ、継続させたり他のものを建てさせたりして、さらにコテンパンに負けさせ、限月到来で踵を返したかのような剣幕で首が回らなくなった個人の家を担保差し押さえなど、もはやヤ○ザ以上です。あくどい商品屋は、建で儲けて、さらに家まで転がり込むと笑いが止まりません。


証券、商品とも現在はインターネット取引が主流になっていますが、こういう金融ネットワーク世界と個人は戦わなければいけないというのは今もそんなに変わっていないのではないでしょうか。そういう意味では、LDショックで「追証ってなんですか」「掛け目0%ってなんですか」とか問合せが殺到したという日本は本当におめでたい国家です。しかし、昔は信用取引口座開くときは電話審査とかがあって、信用取引の理解度をテストされるプロセスがあったのですが・・・


なお、上に書いたあくどい証券会社は地方の会社(場所は書きません)ですが倒産、あくどい商品先物の会社は今も存在しています。今もあくどいのかは知りませんが、あくどかった所が急に健全になるとは思えません。この友人はだいぶ前に嫌気がさしてやめてしまいました。


今日はどうも気分が悪くて会社を休みましたが、フラフラながらも超ショートポジションの放置は怖いので朝に気力を振り絞って注文だけ入れておきました。東邦亜鉛以外はきっちり急落して約定してました。午後からましになってきたのでザラ場参戦しました。フューチャーが14時に売買停止になったのですが午前中に約定してくれて助かったです。


このところ話題のミクシィが個人の大量の買いで寄りついていませんが、寄り付いてそこが天井なんてことになったら新興市場ももう一段と潰れるかもしれません。本日も新興はまた暴落でしたが、昨日よりコア銘柄の中には大きな出来高を伴った個人投売り現象と見られる銘柄もちらほらと出てきているため、ロスカット覚悟でエイヤーといくつか買ってみました。ただ、全体的な出来高が物足りないのと、行って来いはありえないと思うので、危険につき超ショート前提です。まあ、安く買いたいので、もっと投げて信用の平均買いコストを下げてくださいという感じですね。今週も個人売りの外人買いなんでしょう。


【マイポジション】

買建:オプト(2389) @367000*10

買建:ブイ・テクノロジー(7717) @777000*3
売建:東邦亜鉛(5707) @957*2000

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1 ■業界も

所詮、金儲け。
個人の顧客はいいように使われてしまうでしょうね。。コンサルのお仕事、魅力的ですね。
マッキンゼーと一緒に絡んだことありますが、まあ、よくやってましたよ。

2 ■Re: 業界も

こんばんわ。できれば資金勢力にコバンザメのようについていきたいものです。コンサルは非常に重労働ですので一生はできないと思っています。
掲載履歴
ダイヤモンドZai 2009年1月号ダイヤモンドZai 2009年1月号


日経マネー 2008年6月号日経マネー 2008年6月号


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bossa777

Author:bossa777
30代妻子持ちサラリーマンのスイングトレーダー改め起業家トレーダーです。1996年(20歳)で奨学金をつぎ込み180万から株式投資をはじめましたが、わずか1年で資産が60万を割り、発狂寸前で相場の世界から退場を余儀なくされました。その後、規制緩和・ネット売買時代突入を機に、1999年より再び相場の世界へ再チャレンジしました。現在は起業しており、株式だけでなく、FX、CFD、不動産など幅広く投資対象を広げています。「感情を制すものが相場を制す」をモットーに日夜相場と格闘しています。

運用実績
1996.08-97.08 180万→58万(退場)
1999.08 60万(再起)
1999 151万(+152.20%)
2000 131万(-13.41%)
2001 79万(-39.53%)
2002 61万(-28.84%)(退場を検討)
2003 321万(+783.50%)
2004 679万(+206.73%)
2005 967万(+42.47%) (...)
2006 2530万(+161.52%)
2007 6767万(+167.47%)
2008 7766万(+47.44%)(うち1500万出金)
2009以降 ややこしいので公開やめ
※07年よりFX込み、前年比は入出金を控除して計算
※このほかに10年から不動産所得が少しあります
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