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テレウェイブと強制評価減

テレウェイブの不可解な暴落はどうもインサイダー臭い動きがトリガーだったようです。昨日、投資有価証券の強制評価減(取得価格に対して公正時価が50%を下回り、かつ近い将来に回復の見込みが無い場合に、取得価格を強制的に時価まで切り下げる会計処理)を計上する代わりに、投資有価証券(ドリコム株)の売却益計上があるので通期修正はしない、という発表がありました。


この事実は、不明確事実判明と明るく考える向きも出来ないでもないですが、中期的な投資対象となりうるかとの視点を置くと、バランスシート上の帳尻あわせのために投資有価証券(実態は売買目的有価証券でしょうが)を売却するという行為にも見て取れ、この会社が子会社同士のシームレスな融和によるホールディングス経営の企業というよりはむしろ、明確なビジョンに欠ける単なるIT系投資会社であることを露呈したかのような印象を、私は受けています。


それ以前に、インサイダー臭い動きがあったということで、この会社自体への信頼感が低下したという印象もあるでしょうが。


連結決算導入以降、近年めきめき増加中の持ち株会社経営と単なる投資会社・ベンチャーキャピタルの区別がつきにくく、市場には年々難物が増えている気がしてなりません。ライブドアなんて潰れかけの会社を集め、個人投資家を市場でハメるという手口の道徳性に違いは有れど、その顕著な例ですよね。もっとも、個人投資家が儲けされてくれたからやるんでしょうが。


テレウェイブは今後の教訓として2つのことを教えてくれました。1つ目は、あまりにも不可解な下げには近寄らない。ジェイコムのようにIPO初日からやってくれた場合は誤発注?なんて憶測も出来るでしょうが(私ごときは気づいていてもびびってできないでしょうが)、あまりにも危険がつきまといます。株価の動きなんて不条理なものですが、さすがにテレウェイブのようにあまりにも説明つかない状況が発生した場合は「触らぬ神に祟りなし」が正解でしょう(9/25のことを言っています)。


もう一つは、従来クソ業績子会社のためにあった強制評価減が市場でもちらつく存在になりうるという脅威です。今年の新興市場の暴落は近年に無いレベルに既に達しており(私の感覚的には、ITバブル崩壊を縦横にぎゅっと圧縮した感じ・・・)、またIPOもすぐに公募割れのボロボロになることから、投資会社に片足突っ込んでいる某ネット系企業軍団や新興中心のベンチャーキャピタルなどは保有する投資有価証券の50%割れ強制評価減適用の洗礼を次々に受けかねない状況にあります。(※もちろん、VCなどはたしかその他有価証券に区分しているはずなので、強制でなくても評価損益自体は発生は免れません。もうこの辺の財務会計はだいぶ忘れましたので間違っているかもしれません)


インタースペースが1ヶ月もたたないうちに初値の3分の1近くまで暴落するなど、IPO錬金術も以前のような効き目がなく、ひどい場合はロックアップなしから初日売りぬけなど個人投資家の人気を失うような暴挙を行う始末。つまり四季報の数字はぜんぜん当てにならなくなる可能性があるということです。


今後、新興市場は新たな夜明けを迎えることになるんでしょうが、このことだけは念頭に入れておき、明日、明後日に中長期拾いを考えている方は十分に注意した方がいいと思います。私は今日、スパークスをS安から中期で買ってみようかと一考しましたが、この脅威が現実になったら怖いので控えておきました。


ブログ開始以来、ネット系企業やベンチャーキャピタルに否定的なことばかり書いていますが、すべてを否定するつもりは有りません。ディーエヌエーのような大幅上方修正してくる企業もありますからね。ただ、ネット業界は飽和・食い合い・淘汰が既に始まっておりいくつかの企業が投資会社に片足突っ込んでいることから、その辺の評価が出来ないのと、業績予想のぶれが激しいため、素人情報力にはやはり中期保有は難しいのではと考えています。ベンチャーキャピタルも素人には難物と考えているので(上昇相場では強いですがね)中期では手を出さないようにしています。それ以前に、ベンチャーキャピタルにとっては、売り物の単価が平気で4分の1になっているような相場環境でとても四季報を信用できません。


といいつつ、スパークスを明日狙っているんですが・・・もちろん、中期ではなくショートですよ。


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【マイポジション】
買建:ケネディクス(4321) @610000*5

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ダイヤモンドZai 2009年1月号ダイヤモンドZai 2009年1月号


日経マネー 2008年6月号日経マネー 2008年6月号


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bossa777

Author:bossa777
30代妻子持ちサラリーマンのスイングトレーダー改め起業家トレーダーです。1996年(20歳)で奨学金をつぎ込み180万から株式投資をはじめましたが、わずか1年で資産が60万を割り、発狂寸前で相場の世界から退場を余儀なくされました。その後、規制緩和・ネット売買時代突入を機に、1999年より再び相場の世界へ再チャレンジしました。現在は起業しており、株式だけでなく、FX、CFD、不動産など幅広く投資対象を広げています。「感情を制すものが相場を制す」をモットーに日夜相場と格闘しています。

運用実績
1996.08-97.08 180万→58万(退場)
1999.08 60万(再起)
1999 151万(+152.20%)
2000 131万(-13.41%)
2001 79万(-39.53%)
2002 61万(-28.84%)(退場を検討)
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2008 7766万(+47.44%)(うち1500万出金)
2009以降 ややこしいので公開やめ
※07年よりFX込み、前年比は入出金を控除して計算
※このほかに10年から不動産所得が少しあります
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