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セオリーの過程を理解する

相場観やチャート分析においてはさまざまなセオリーパターンが存在します。相場格言などもその一種に入るかもしれません。


最近の個人投資家はこれらのセオリーをとても良く知っていると思います。私の後輩でも、こういったセオリーを、投資歴が彼より長い私以上に遥かに多く知っていたりして、驚かされたりします。


有名なのは、例えば「月末、週末は売り」「長期休暇前は売り」「季節銘柄」「公募増資・MSCBは売り」「出尽くし売り・買い」、チャートでは「ダブル・トリプル底(天井)は買い(売り)」などなど。


しかし、これらのセオリーをたくさん知っていること以上に投資成績に影響をもたらすのは、これらのセオリーがなぜ成立するのかの背景や過程を十二分に理解していることではないかと私は考えています。


数学の公式暗記と似ているのではないでしょうか。現在、子供の教育の本を読んでいるのですが、公式が成立するまでの過程を知っている(あるいは、理解しようとした)子供と、単に公式のみを暗記した子供とでは応用力に雲泥の差がでるそうです。私も経験的にそれに同意します。大学数学でフーリエ級数というのがありますが、これは成立までの過程を知らない人は全く使い物になりません(もっとも、私も忘れました・・・)。公式の過程を知ること自体が、公式の応用力につながっていると断言されています。


ましてや、相場なんて、市場参加者、すなわち利害関係者それぞれの大/小・希望/失望、歓喜/悲鳴の意思決定の結果がチャートとして反映されている答えの無い世界です。長期・中期・局所的な意思決定が飛び交った結果、市場は毎日のように市場参加者にさまざまな「難問」をぶつけてきます。類似問題はあっても同じ問題は決して出題されないでしょう。我々は、日々、リスク・リターンのトレードオフの結果としての投資行動を「解答」として投げかけますが、これが正解かどうかは誰もわかりません。


相場への応用力、対応力も同様ではないでしょうか。すなわち、なぜそのセオリーが通じやすいのかを理解していないと、誤った意思決定をしたり、突発的な逆目に対応できなかったりということが起こるのでは、と考えます。


形は三尊底でも、期待できるものとあまり期待の持てないものもあります。これは出来高の動きを注視することである程度見分けられます。それは三尊底の需給良化の理由に由来します。三尊底のメカニズムを知っておけば対応力が違います。


また、機関動向セオリーについても話半分に聞いておいたほうがいいものもあり、週末売りについても、それを吸収することを狙って週末に大量に買いこんでくるパターン(外国人と思われ・・・)もよく見受けられ、この場合、むしろセオリーどおりに動く必要はないわけです(以前記事で書いた公募増資売りと同様、誤ったセオリーといえるかも知れません)。


余談ですが、相場からの「難問」に我々は毎回答える必要はなく、「パス」できるという選択肢がある、というのも重要で興味深い点でしょう。どうせ解答がないものですから全くわからないというのであれば、Yahoo掲示板に無駄な意思決定の後押しを願ったり不安解消するような書き込みなどせず、さっさとパスしていればいいのです。今年の相場において、「わからないのでパスします、ポジションを縮小しまーす」「自分がわかる問題、しかも配点の良い(パフォーマンスが良い)問題が来るまでサボっていまーす」といったサボリ投資行動を取れた人が、パフォーマンスを残し、逆に拍手喝采を浴び賞賛されるというのが、ビジネスや学問と決定的に違う相場の面白いところですね。


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【マイポジション】
現物:エムケーキャピタルマネジメント(2478) @355000*5
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ダイヤモンドZai 2009年1月号ダイヤモンドZai 2009年1月号


日経マネー 2008年6月号日経マネー 2008年6月号


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プロフィール

bossa777

Author:bossa777
30代妻子持ちサラリーマンのスイングトレーダー改め起業家トレーダーです。1996年(20歳)で奨学金をつぎ込み180万から株式投資をはじめましたが、わずか1年で資産が60万を割り、発狂寸前で相場の世界から退場を余儀なくされました。その後、規制緩和・ネット売買時代突入を機に、1999年より再び相場の世界へ再チャレンジしました。現在は起業しており、株式だけでなく、FX、CFD、不動産など幅広く投資対象を広げています。「感情を制すものが相場を制す」をモットーに日夜相場と格闘しています。

運用実績
1996.08-97.08 180万→58万(退場)
1999.08 60万(再起)
1999 151万(+152.20%)
2000 131万(-13.41%)
2001 79万(-39.53%)
2002 61万(-28.84%)(退場を検討)
2003 321万(+783.50%)
2004 679万(+206.73%)
2005 967万(+42.47%) (...)
2006 2530万(+161.52%)
2007 6767万(+167.47%)
2008 7766万(+47.44%)(うち1500万出金)
2009以降 ややこしいので公開やめ
※07年よりFX込み、前年比は入出金を控除して計算
※このほかに10年から不動産所得が少しあります
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