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忙しいサラリーマンのための、スイングトレード実戦データと具体的な売買テクニックを公開しています。
証券税制改正が昨年話題になりましたが、それよりもFXの方をそろそろなんとかしてもらいたいものです。
投資家サイドとしては、FX損益は総合課税ゆえ(くりっく365はおいといて)、
1.年度税金対策が難しい(それなりの税務知識を要し、めんどう)
2.期中の税引後損益評価が難しい(税金はみなし試算ベースしかできず、精緻な評価計算ができない)
3.繰越損失通算ができない
4.確定申告そのものがめんどうくさい
といった悩みが考えられます。
個人的には、1は家族口座を使ったり、2は精緻な計算はあきらめてみなし税率で適当に月間評価損益を作ったりしています。しかし年度が終わっても確定申告書作成するまで税金試算が難しく、現在掲載の評価資産も多分結構ずれているでしょう。まあこの辺はドンブリ勘定であきらめもつきますが・・・
3は大ヤラレを喰らった投資家にとっては翌年度のモチベーションの低下を招きます。4は個人的には毎年やってますので苦にはしていませんが、敷居が高く感じられる人もいることでしょう。
一方、くりっく365は分離課税20%で上記の悩みはおおむね解消されますが、業者のスプレッドや手数料が多いなど、相当の資産運用下になければむしろデメリットのほうが目に付きます。
いっそのこと、FXも先物取引の一種ですから、全て特定口座制にして分離課税にしてはどうでしょうか、と思います。
これは国にとってもメリットがあると思います。FXが一般的になりつつありFX人口も増えている昨今、投資家の手元に埋蔵している税金の回収率を透明的に上げることができますし、またどこかの校長先生のような脱税者探しに血眼になる無駄な調査コストを抑えることができます。
もっとも、そうなると、くりっく365は事実上意味がなくなるわけですが・・・