さらばゼファー!時代はすでに淘汰サイクル真っ只中・・・
ゼファーがとうとう最期の時を迎えました。今年になって新興不動産セクターではレイコフ、スルガコーポ、そしてゼファーと早くも引導を渡された企業は3社目です。ゼファーの場合、レイコフに比べ「突然死」の感覚はなく、ああ来たかという感じですが、中堅とはいえ1部市場にも魔の手が迫ってきています。
それにしても、キャッシュフローがフン詰まりを起こすと短期間で逝ってしまうという特性を持つセクターだけに、まだまだこの淘汰のサイクルが終わりそうにないのが恐ろしいところです。
予備軍というか、投資家の不信を極めてしまうというか、明らかに資金繰り目的の巨額CB発行のURBAN、大丈夫とはとても思えない赤転パシフィック、こちらも驚異の赤転ゼクス、すでにボロ株チームの仲間入りしてしまった感のあるアイディーユー、毎度毎度下方修正のアルデ、他、無配転落のASSET、小型ではノエル、陽光などネガティブ材料当たり前の状態、たまに「信用不安」なんてニュースフローがよく飛んできますが、そもそも信じろといっても無理のない環境でしょう。
REITもずいぶんお安くなりましたが、とてもこのセンチメントでは買う気になれません。
最近、URBANに短期目的で突撃し、何度かヤラレをくらいましたが、今回のゼファーのようなニュースフローが、周辺銘柄で起こってしまっても強烈なとばっちりをもらってしまいます。ましてや、当該銘柄で起こった日には・・・目の前真っ白でしょう。当面、この新興不動産セクターには絶対近寄らないようにしたいと思います。
それにしても、ゼファーやアイディーユーの月足を見ると、時代の流れは速いですね・・・
【今週のFX】
今週というか先週ですよね。主要通貨すべてに一気に売りサインを点灯させたドルのショートスタンス一貫で、週中はとんでもない含み益が出ていたのですが、週末にかけて猛反撃を喰らい辛勝程度。
ドルストレートではAUD/USD、USD/CHF、EUR/USDを果敢に攻め、一時ウハウハも週が終わってみれば急反発・・・ドル円は105.3から売りあがり、ストップを喰らいながら最後のショートポイント106.8まであっけなく到達・・・
クロス円では、成功はAUD/JPYをさらに押し目買い連発して103円手前リミット。失敗は売りサイン点灯したと思われたGBP/JPYの210割れをショート、さらに戻りショート連発しましたがあえなく撃沈。全部ストップ。
どうもクロス円は、レンジに戻ってしまった感があります。ドルストレートもちょっと微妙ですね。
【現在のポートフォリオ】
(株式)
買建:日本金属工業(5479.T) @296*15000
(FX)
売建:USD/JPY @106.2941*170000
買建:AUD/JPY @100.2727*110000
買建:EUR/USD @1.5905*100000
買建:GBP/USD @1.983*50000
買建:AUD/USD @0.9612*100000
売建:USD/CHF @1.0301*160000
レバレッジ:7.7
スワップ(1日):3718
【評価資産推移(千円)】
(株式)前日比:前年比(税10%控除)
75118(-304) [-0.4% : +26.53%]
(FX)前週比:前年比(税20%控除)■週末のみ更新します
10917(+86) [+0.79% : +33.38%]
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