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テクニカル分析について(2)

前回の続きです。前回挙げた10項目に対する私の見解です。


テクニカル信者なのに成績が今ひとつの人、テクニカル嫌いの人、これからテクニカルの勉強をしたいという人は是非参考にしてください。


(1)買い・売りサインが絶対でない、それほど信頼度が高くないことを「重々」理解できていない。
・「重々」とは、口では分かっていても心底理解できていないことを表現しています。買いサインが出て買ったものの損失を出してしまった場合、さらには連敗してしまった場合、なんで損失になるんだという気持ちになり、そもそも投資手法が悪いのではないかという気持ちになりスタンスが揺らぎます。しかし、買い・売りサインはあくまで確率上、期待値上優位ということであり、失敗も成功と平均化されて利益期待値になるんだからとラクに考えて多少の失敗は目をつぶる必要があります。


(2)買い・売りサインが「なぜ買い・売りであるか」の根拠を論理だてて理解していない。形や数字だけ知っている。
・これを知っていないと誤った意思決定をしがちになります。逆にこれを知っていると色々応用が利きますし、需給心理に敏感になれます。チャートのパターンは、買い・売りがでやすい根拠を知っているとそんなにパターン数はありません。色々なチャートを見て様々なシナリオを描くことができるようになります。


(3)価格情報を注視しすぎて、出来高を注視していない。
・出来高は注目度のバロメーターです。資金の流れ傾向を見たり、チャート・個々のローソク足の信頼度を測るのにも重要です。出来高は価格以上にある意味重要です。価格は利益に直結するのでこちらに注視しがちになりますがこれは絶対にいけません。
・基礎的なチャート教本を見ていると、似たような形が買い・売りサインとかかれていたりします(例えば、上昇高値もみ合いと団子天井は、形はほとんど同じですが、それぞれ買い・売りです)。これらは出来高によってぜんぜん意味が違ってきます。


(4)テクニカルは注視してもファンダメンタルズを注視していない。市場心理・地合傾向を注視していない。
・サインによってはファンダメンタルズ・地合によってぜんぜん意味が違う場合があります。信頼度・期待度が大きく変わる場合があります。


(5)買い・売りサインの信頼度の高さが種類に応じて異なることを理解していない。
・特にローソク足一本での判別は信頼度がそもそも低いです。例えば、かぶせ陰線と差込線は同じような形ですが意味は正反対です。これを買いか売りか判別するのは至難の業です。ということは信頼度の低いサインということになります。逆に三尊底は信頼度が高いです。などなど


(6)買い・売りサインにより、将来の動きがどのような特性を示すか、またリスクがどれくらいになるかが種類に応じて異なることを理解していない。
・例えば成功率は低いがうまくいけばハイリターンを得られる手口、成功率は高いがリターンの少ない手口など、サインによってはリスク・リターン度合いが違います。また、成功率が高いサインで失敗すると「ダマシ」となって損失が逆に大きくなることを理解しておく必要があります。
・サインが、トレンド転換の可能性を秘めたものであるかそうでないのか、といった今後の相場の息の長さもおさえておく必要があります。例えば、長期ボックス突破はトレンド転換サインとされ息の長い上昇が期待できますが、下がりペナントからの上昇は急騰することがありますが息は短いことが多いです。


(7)いろいろなテクニカル分析を知りすぎていて、どれを信用していいか迷ったあげく、成功しない。
・ストキャスティクス、RCI、MACD、サイコロジカル、ボリュームレシオ、一目均衡表等々の数学的テクニカルがあります(一目均衡表はちょっと違うか)。私もこれらに頼って売買していた時期がありましたが全く成績向上しませんでしたのでやめました。今はローソク足、出来高グラフ、移動平均線しかほとんど見ていません。
・これらのテクニカル同士で、あるもので買い、あるものでは中立といった矛盾が起こる場合があります。このことも数学的・オシレーター系テクニカルが大して役に立たないことを示しているように思います。
・これらの手法で利益が出ているといっている人もいるのであえて否定するつもりはありませんが、少なくとも私はその恩恵にあずかったことがほとんどありません。得意なものに絞った方がいいのではないかと思います。複数を組み合わせて意思決定する方法も考えられますが、確かに効果はありそうですが、プロでなければ時間的に難しいです。リーマントレーダーではチャートを見るのが精一杯です。


(8)買い・売りサインが、「原則として」その場その場でしか適用されないことを理解していない。
・例えば、上値抵抗線抜けの買いサインで買ったところ、次の日また抵抗線下まで戻ってきた場合、既に買いサインは消えています。これを昨日買いサインが出たからといって固執しホールドするのは誤りです。むしろ危険です。
・例外として、中期にわたって形成された買いサインはしばらくの間適用されることになります。三尊底の場合など。


(9)テクニカル分析が通用しやすい地合と、そうでない地合があることを理解していない。
・ブラックマンデーや今年の5月以降など、壮絶な地合ではテクニカルの信頼度は極端に低下します。例えば日経225の日足チャートで、5/12-6/13までのダマシの数を数えてみて下さい。


(10)負けたことをテクニカル分析の責任にしている。
・人間、自信を持って仕掛けて失敗すると誰かの責任にしたくなるものです。テクニカルで仕掛けて失敗すると、テクニカルなんて当てにならない、信じた私がバカだった、という気持ちになります。弊害としてトレードスタイルが不安定になります。自分の責任にすべきです。
・かつて私にありがちなのは余力があまっているという安易な理由から買いたい銘柄があり、買い仕掛ける理由探し・動機付け・後ろ押しのためにテクニカル上の買いサインをあたりまくることです。こんな理由で探した買いサインが真に買いサインなわけありません。


これらの原因を良く見ると、テクニカルが信頼できないのは、テクニカルをうまく使えていないからだと考えます。

もう一つ重要なことは、上記に列挙したことのいくつかは、チャート教本にはなかなか書いていないことで、かつ机上学習ではなかなか身につかず、実際にリスクを負った状態、すなわち売買を実際に行って経験を積まない限り理解度は高まらないということです。勘・経験・度胸はKKDなんて言われていてビジネスコンサルティングの世界では悪者にされますが、この「経験」は非常に株式投資には重要な要素です。なんせ意思決定ファクターとなる情報量・尺度が多いですから。スイングトレードは売買の回数が多いことから経験値を高めるのに最適です。そういう意味で私は知人にスイングトレードを薦めています。


続きはまた今度。


デイトレ週間の最後ですがどうにも眠くていけません。後場、一瞬新興が吹いたのですが乗り遅れ、ブイテクも吹き上がったのですが@1000000がどうにもこうにも重いのでここから吹き値空売りして@994000で利確しました。100万から呼び値が1万単位になるのは証券取引システムの構造欠陥ではないでしょうか。だって100万超えたら急に数億単位の板が並んでいるわけですから、そりゃあ買い手も怖気づくでしょう。何か攻略法を発見した気がします。

あと、ゼンテックが上昇25本平均線付近まで落ちると仕掛け的な買いが入っていたので、2回目を仕留めました。
あと、スイングでアルプス技研を買ってみました。


だいぶデイトレの感覚がつかめてきてうれしいです。以前デイトレをやっていたときはすごく無鉄砲な仕掛けをうっていました。


【マイポジション】
現物:Human21(8937) 平均@1733*3000

買建:荏原製作所(6361) @487*8000

買建:昭和真空(6384) 平均@1029*1500

買建:日本フェンオール(6870) @1280*400

買建:アルプス技研(4641) @1520*3000

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掲載履歴
ダイヤモンドZai 2009年1月号ダイヤモンドZai 2009年1月号


日経マネー 2008年6月号日経マネー 2008年6月号


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bossa777

Author:bossa777
30代妻子持ちサラリーマンのスイングトレーダー改め起業家トレーダーです。1996年(20歳)で奨学金をつぎ込み180万から株式投資をはじめましたが、わずか1年で資産が60万を割り、発狂寸前で相場の世界から退場を余儀なくされました。その後、規制緩和・ネット売買時代突入を機に、1999年より再び相場の世界へ再チャレンジしました。現在は起業しており、株式だけでなく、FX、CFD、不動産など幅広く投資対象を広げています。「感情を制すものが相場を制す」をモットーに日夜相場と格闘しています。

運用実績
1996.08-97.08 180万→58万(退場)
1999.08 60万(再起)
1999 151万(+152.20%)
2000 131万(-13.41%)
2001 79万(-39.53%)
2002 61万(-28.84%)(退場を検討)
2003 321万(+783.50%)
2004 679万(+206.73%)
2005 967万(+42.47%) (...)
2006 2530万(+161.52%)
2007 6767万(+167.47%)
2008 7766万(+47.44%)(うち1500万出金)
2009以降 ややこしいので公開やめ
※07年よりFX込み、前年比は入出金を控除して計算
※このほかに10年から不動産所得が少しあります
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