先週は突如の反撃ラッシュでしたが、本日ややブレーキ気味となっています。今後の方向性を中期的に占うため、やはり相場のキーとなるユーロと、円のチャートを確認しましょう。
EUR/USD 1w

EUR/USD 1d

ユーロドルは週足ベースでみると、昨年より続いたドル売り地合による上昇トレンドは、今年9月初のもみあいからの下落で終了(その前のもみあい期間ですでに終了しているという見方もできますが)。
今後の行く末ですが、日足にダウセオリーを当てはめると、5月~8月のもみあい期間の下限付近である1.394~1.395の付近に注目。ここを突破すれば9月初の急落とトレンド転換はダマシで「ボックスへの移行の可能性」と見ることができ、1.31~1.49の長いボックスまたはもみあい相場が見えてきます。こうなるとトレードはすごくやりにくそうです。
1.394~1.395ゾーンにはじかれ再度下落を始めるようですと、いわゆる「トレンド転換の確認」であり、少なくとも1.31~1.395でのもみ合い形成、あるいは下降トレンドの継続(下方ブレイクの場合)が濃厚となってきます。
本日注目していましたが、上記のゾーンではねられています。すぐに盛り返してくるのか、そのまま沈み込んでしまうのか注目です。
USD/JPY 1w

USD/JPY 1d

日足では形状記憶合金のように小さい値幅で、出てもすぐ叩かれる状態です。週足を見ると76.4あたりを下限として上値は徐々に切り下がっており、下三角形のもみあいとなっています。どこらへんをブレイクと見るかはトレンドラインの引き方にもよりますが、2~3週以内といったところでしょうか。
教科書通りにいけば、下三角形もみあいは下方ブレイクの確率が高く、最大5円近い急落の可能性があると見て取れます。
現状を教科書通りに要約すれば、
・ユーロドル、オージードルなどリスク資産系ポジションは、短期天井の可能性がある
・ドル円は2~3週以内に下方ブレイクする可能性がある以上の仮定が正しいとすれば、現在の優位なポジションとしては
ユーロ円、オージー円などリスク通貨のクロス円ショートが狙いということになります。
■本日のトレード225ミニは8930で全部利益確定しました。打診でユーロ円、オージー円に売りを入れています。ちなみにオージー円は9月19日(月)に開けた窓が閉まるタイミングに指値を入れていました。
■現在のポートフォリオEUR/JPY(売り)、AUD/JPY(売り)
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