今日はオープニングギャップがドル売り方向から始まりました。ちょっと意外だったのですが、この先の戦略について。
ギャップ戦略はいろいろありますが、FXの場合、ボラティリティが相当高い局面でない限り、オープニングギャップはそのほとんどがコモンウェイ・ギャップ、すなわち「結果的にトレンドに影響を与えない」ギャップであることがほとんどのようです。
また、相場の方向性が見えにくい(トレンドがどうにもはっきりしない)局面では、オープニングギャップは速攻で埋まり(だいたい東京時間に入る前かほぼ午前中)、相場が動いている(トレンドがはっきりしている、強い)局面では、数日かけて埋まるというケースが多いようです。もっともトレンドを激しく動かしうる大材料登場やトレンドが強すぎる状況では、ブレイクアウェイ型や、ひどいときにはリバーサル型になりますが、最近お目にかかっていません。
本日のオープニングギャップはトレンドと逆方向で、しかも週末に腰を抜かすような材料もありませんから、ダウントレンドが強い状況に起きたコモンウェイ・ギャップ、しかも「数日かけて埋まる」というパターンで、日足ダウントレンドラインあたりまで戻して窓を埋めに来る展開ではないかと考えています。窓埋め展開になった場合は、10月安値に要注目、といった感覚で相場を見ています。さてどうでしょうか。
■本日のトレードユーロドル、オージードルについて、先週から10月安値を枕に逆張り待ちを行っていましたが、本日ギャップを見て短期ショートも並行して狙い。ユーロ日足レジスト1.34、オージーのパリティをバックにさきほどショートしました。ターゲットは窓埋め付近まで。
■現在のポートフォリオEUR/USD(売り)、AUD/USD(売り)
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