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アナリストの法則(1)

アナリストのコメントのムードから、直近の投資方針を検討し、利益を上げることを研究しています。成果は出ていると思います。


特に相場の節目においては、アナリストのコメントをなるべく多くチェックします。彼らの意見を参考にしたいのではなく強気・弱気ムード、その根拠を知るためです。結論として、そのムードに対して逆張りを計画すると成功することが多いです。


先週の驚愕の外国人買いに対して、アナリストの次週予測は総じてこうでした。「市場が里帰りムード漂う中の外国人買い、これは来週以降、多くの市場参加者が市場に回帰すれば好商状が期待できることだろう。」「17000は近い」

年々顕著になっている、外国人+個人 Vs 機関投資家 の構図と、5月以降のせめぎあいを考えれば、機関投資家は完全に出し抜かれているのが自然と考えられるにもかかわらず、この脳天気なコメントはなんでしょうか。


彼らのコメントが全く当たらない理由として、そもそも現在の世界経済均衡において、株価は世界経済データベース上の数値情報になっている色合いがあるにもかかわらず、すでに崩壊している実体経済的な見方で諸他を述べる傾向があることが考えられます。株価は6ヶ月ぐらい先を先取りして動く性質を持っているにもかかわらず、経済指標をベースにものを語ります。尺度がそもそもごっちゃになっていると思われます。ひどい場合は、価格相場を需要予測論と勘違いしているフシがあります。自分の考えと異なる株価の動きをするとテクニカルのせいにします。これは、世間の言う負け組トレーダーの自己責任押し付け心理となんら変わりません。


予測と実績のスケールのはき違えはまだいい方で、概観が短期・中期・長期の何を言っているのかわからない場合もあります。彼らのスタンスは短期でもあり中期でもあり長期でもあります。そりゃあ当たりません。


一番重要なことは、彼らが多数派個人投資家の市場心理を適切に表現している点です。代弁者です。これは彼らの責任ある(ともいえない)立場上、どうしても実績ベースの評価に偏り、かつ当たり障りのないことを書くとしたら、しょうがないことかもしれません。

そもそも株価の行く先を予想することなど不可能なのです。


アナリストのコメント=多数派心理 との仮説をおくと、これは投資方針の選定に使えます。重要なポイントではないかと考えます。


まず、一番目に、「アナリストは短期または中期トレンドの転換に異様ににぶい」です。トレンド転換自体、転換した日に気づくというのは至難のワザですが(不可能、あとから気づくのが自然)、トレンド転換の懸念に何の反応も示さない、もしくは逆反応を示した場合は最も危険と考えています。売りをやる人は絶好のチャンスです。要は過熱期に下落を始めても何の心配も要らないような強気ムードが出たときは売りです。逆に買いは微妙なニュアンスでちょっと違うんですが、同じように考えておいても間違いは無いと思います。


なぜこう考えるかというと、多数派への裏切りを与えないと、需給面からトレンド転換には至らないと推測するからです。


今年の例では、ライブドアショック二波、5月GW明けがそれにあたります。


ライブドアショック後、株価はV字回復を一旦見せました。アナリストは「あまりにも強い新興市場」「まだまだ割安な新興銘柄一覧」などと脳天気なコメントを示していました。JASDAQ指数がダブルトップ&ラウンドトップ形成中にも何の心配も要らないかのような雰囲気でした。そして、ラウンドトップのつるべ落とし型となり、多くの人が樹海へ旅立ちました。


JQ死亡後の1~2月に私が売りまくったダヴィンチ、2/3に三尊崩しとなった時、「さすが超有望株、今が押し目買いのチャンス」という記事を書いているアホがいました。成長性・業績はスゴイですが、典型的な没落死に体チャートです。昨年の大相場の名残か、この国はヤバイと思いました。


5月GW明け、フラッグ下放たれ時、超悪形完成にも「円高一服すれば上昇一途」「いまが買いの最後のチャンス」「テクニカル的には絶好の買場」と、26w線を割っても吼えていました。パニック相場に理屈など不要にもかかわらず「なぜ好況なのに株価が暴落するのか」がテーマとなって討論されていたり、最後は世界的な株安発生で片付けられていました。


一方的な上昇時にアナリストが総楽観、または下落時にアナリストが総悲観になったら、逆張りのチャンスと思えば、うまく成功したとき相場の先導者になることができます。転換初期に勝ちをおさめることができると、心理的にも冷静を保つ・有利に立つことができ、その後の立ち回りも成功しやすいです。


【マイポジション】

買建:電通(4324) @333000*10

売建:サイバーエージェント(4751) @190000*25

売建:サイバーコミュニケーションズ(4788) @225000*10


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掲載履歴
ダイヤモンドZai 2009年1月号ダイヤモンドZai 2009年1月号


日経マネー 2008年6月号日経マネー 2008年6月号


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プロフィール

bossa777

Author:bossa777
30代妻子持ちサラリーマンのスイングトレーダー改め起業家トレーダーです。1996年(20歳)で奨学金をつぎ込み180万から株式投資をはじめましたが、わずか1年で資産が60万を割り、発狂寸前で相場の世界から退場を余儀なくされました。その後、規制緩和・ネット売買時代突入を機に、1999年より再び相場の世界へ再チャレンジしました。現在は起業しており、株式だけでなく、FX、CFD、不動産など幅広く投資対象を広げています。「感情を制すものが相場を制す」をモットーに日夜相場と格闘しています。

運用実績
1996.08-97.08 180万→58万(退場)
1999.08 60万(再起)
1999 151万(+152.20%)
2000 131万(-13.41%)
2001 79万(-39.53%)
2002 61万(-28.84%)(退場を検討)
2003 321万(+783.50%)
2004 679万(+206.73%)
2005 967万(+42.47%) (...)
2006 2530万(+161.52%)
2007 6767万(+167.47%)
2008 7766万(+47.44%)(うち1500万出金)
2009以降 ややこしいので公開やめ
※07年よりFX込み、前年比は入出金を控除して計算
※このほかに10年から不動産所得が少しあります
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